フリーライターがバーチカル手帳を1年間使ってみて、便利さを実感した話

年が明けるとカレンダーやら伝票やらを新調しなくてはいけませんが、何でもいいというわけではなく、やっぱり合理的で使い勝手のいいもののほうがいいですよね。中でも「手帳」は特に皆さんこだわりを持って選んでいると思います。

僕が昨年から使い始めたのは、いわゆる「バーチカル式」(またはバーティカル式とも)のもの。
1年間使ってみたのですが、とても使いやすくて、「今後数年は間違いなくこのタイプを使い続けるだろうな」と思いました。

今回は、その「バーチカル手帳」にまつわる話です。

バーチカル手帳とは?

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バーチカル手帳」の特徴は、このようにスケジュールの時間軸がタテに配置されていること。
そのため、1日の予定を視覚的に把握することができます。

ちなみに2年前までは、もっとザックリした手帳を使用していました。
当時は会社員として雑誌編集者をしていたのですが、月刊誌や週刊誌などの定期刊行物に携わっていたので、1か月または1週間ごと仕事のサイクルがほぼ固定していたんですよね。
ですが昨年からフリーランスとして働くようになると、月刊誌Aの取材、隔週誌Bのゲラチェック、WEBニュースCの原稿執筆、広告社Dの打合せ……といった、それぞれサイクルの異なる媒体の仕事を同時に進行させなくてはならなくなりました。
それに加え、会社員なら万が一ミスをしたとしても上司や同僚がカバーしてくれましたが、たった1人のフリーランスでスケジューリングのミスは致命傷。信頼を失えば収入もなくなり、生きていけなくなります。

そこで、もっと厳密に、効率的にスケジュール管理を行う必要性が出たことで、バーチカル手帳への乗り換えを決意したのです。

バーチカル手帳、活用の実例

使い方は人それぞれですが、僕はこのようなルールを作っています。

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(1) その週のToDoリスト
(2) その日の外出イベント(取材や打合せなど)
(3) その日のタスク
(4) その日のToDoリスト(原稿を書く、メールを送るなど)

そして次に紹介するのが、僕が昨年実際に使用した手帳の、とある1週間の実例です。

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守秘義務や多方面への配慮のため黒塗り部分が多くてすみません。にしても、頑張って働いてますね~~。

タスク欄(3)で、時間軸の矢印が左側にあるものは外出先でのタスク、右側にあるものは事務所内でのタスクです。
また、タスクやToDoが完了したら赤サインペンでチェックを入れることで、完了した作業とこれからすべき作業が一目瞭然に判断できます。

バーチカル手帳の、ここが便利!

フリーライター目線からバーチカル手帳の便利な点を挙げるとすると、タスクを可視化できるため、予定を立てる時「昼の取材と夜の打合せの間に何時間スキマができるから、ここは何々をしよう!」といったように、パズル感覚でスケジューリングができること。

また、実際に使ってみて意外なメリットだと思ったのが、作業時間(工数)が振り返りやすいところです。

たとえば某A誌のとあるコラムを執筆するのに17時~22時の5時間を要すれば、それを手帳に記しておきます。
そうすれば、再びA誌から同じ文量のコラムの執筆依頼が来たら、手帳を振り返って「あっ、これは5時間程度の仕事だな」とおおよその作業時間(工数)がすぐに推測できますよね。

ToDoしか書かないザックリした手帳だと、後から見ても「書いた」という事実が分かるだけで、作業時間までは分かりません。
でもバーチカル手帳なら作業工数のデータまで蓄積され、将来的にさらに効率のよいスケジュールを組むための礎になるんです。

あとは、過去のページをパラパラと眺めて「この日は朝から晩までよく頑張ったよな~俺」と感慨にふけりやすいところでしょうか。
これはクラウド上のカレンダーではちょっと味わえない快感です。
人によっては手帳を肴に酒が飲めると思う。僕は下戸なのでコーラとか飲みますけど。

このバーチカル手帳を使っています

あ、言っておきますけど、別に僕は手帳屋さんの関係者ではありませんし、手帳屋さんからの金銭の授受もありません。PR企画じゃなくて、趣味で書いています。
というのも、個人的に、他の人の使っている手帳を見るのが好きなんですよ。
たまに意識高い系の雑誌やWEBマガジンの企画であるじゃないですか、「デキるビジネスパーソンの手帳拝見!」みたいなのが。それが好きなので、今回このようなエントリーを書いてみました。

僕が使っているバーチカル手帳は、「高橋書店 デスクダイアリー No.95」。
A5サイズで、見開き1週間バーティカル式の週間予定表に加え、ブロック式月間予定表や別冊ノート、地下鉄路線図なども付いています。
サイズや質感なども含め、トータルで僕はこれがオススメです。

もちろん高橋書店からはこれ以外のタイプのバーチカル手帳も発売されていますし、「NOLTY」など他ブランドにも多数あります。
「バーチカル手帳 おすすめ」とかでググればいろんな手帳のラインナップや上手な使い方の情報が出てくるので、気になる方は調べてみてはいかがでしょうか。
なお僕は今年も「No.95」を愛用するつもりです。

手帳に関してひとつ後悔があるとすれば、年が明ける前にこのエントリーを投稿したかった……。
もうみんな、今年の手帳なんて買ってしまってますよね~~……タイミングが悪いな~~。