左藤豊 INTERVIEW AWARD 2023

(毎年年末に書いている「INTERVIEW AWARD」。2023年末は書くタイミングを逃してずるずるここまで来てしまいましたが、なんとか年度末には間に合いました…!)

さて、おかげさまで2023年も数多くの方をインタビュー取材する機会をいただきました。本当にありがとうございます!

そして、毎年恒例の「左藤豊 INTERVIEW AWARD 2023」を発表いたします。
この1年間取材・執筆した中で個人的に印象に残った(手応えがあった、反響があった、取材していて面白かった…etc.)ものを5本ピックアップしましたので、どうぞご覧ください。

※対象は2023年1月1日~12月31日の間に発売・公開された紙媒体およびウェブ媒体のインタビュー記事です。
※掲載順は、発売日/公開日が早い順です。

キャンジャニ∞ の皆さん

▼雑誌『B.L.T. 2023年5月号増刊 キャンジャニ∞特別版』(東京ニュース通信社様)掲載

【記事概要】
関ジャニ∞の妹グループ「キャンジャニ∞」が『B.L.T.』に初登場。個別アンケート&5人のインタビューを掲載。

【後記】
関ジャニ∞(現・SUPER EIGHT)の皆さんとは、僕がフリーランスとして独立する前の雑誌編集者時代に何度かお仕事をしたことがありまして。こうして約8年ぶり(たぶん)にお仕事でご一緒できて、非常に感慨深い取材となりました。個別企画と5人の座談会が掲載されており、自分は個別取材の一部を担当。あと座談会も同席して横で聞いていたのですが、お腹よじれるくらい5人のトークが面白かったです(笑)。

前田佳織里さん

▼雑誌『BIG ONE GIRLS』2023年5月号(近代映画社様)掲載

【記事概要】
23年3月に1st EP『未完成STAR』をリリースした声優・前田佳織里さん。アーティストデビューへの心境を語ってもらった。

【後記】
TOKYO IDOL FESTIVAL 2020に「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」として登場した前田さんを見て興味を持ち、それ以降ずっと活動を注目していました。『BIG ONE GIRLS』の編集さんに個人的に「前田佳織里はいいゾ」とプッシュしていたら、まさかのインタビュー取材が実現! いやはや言ってみるものですね。しゃべりが面白いのはもちろんですが、言葉の一つ一つから芯の強さや意志の強さ、志の高さを感じました。新譜のタイミングでまた取材したいな。

櫻坂46・大園玲さん

▼写真集『櫻坂46 大園玲 1st写真集「半分光、半分影」』(光文社様)掲載

【記事概要】
櫻坂46 二期生の大園玲さん、待望の初写真集。巻末には、生い立ちから現在・未来までを語ったロングインタビューを掲載。

【後記】
写真集に携わるのは今回が2作目ですが、雑誌やWEBメディアとは違って写真集(しかも1st)はご本人にとっても一生モノですから、ライターとしては携われることが非常に光栄ですし同時に責任も重大! 大園さんは過去に『アップトゥボーイ』や『Platinum FLASH』などで取材経験はあるものの今回は生い立ちを語るロングインタビューということで、じっくり踏み込んで取材させていただきました。彼女の優しさや賢さ、静かな情熱などが文章から伝わっていたらいいなと思っています。

STU48 瀬戸内PR部隊 Season2 の皆さん

▼ムック『日経エンタテインメント! STU48 瀬戸内PR部隊 Season2 パーソナルヒストリー』(日経BP様)掲載

【記事概要】
STU48よりファン投票で選ばれたユニット「STU48 瀬戸内PR部隊 Season2」。7人のパーソナルヒストリーを収録した一冊。

【後記】
2023年の中で一番規模が大きかったお仕事がこちら。なんと1冊まるまる記事原稿担当させていただきました! 生い立ちからSTU48での活動、瀬戸内PR部隊での活動をたっぷり語ってもらったインタビューは、1人あたり1万字超×7本。しかも普通の雑誌インタビューよりたっぷり時間をいただいて深掘り取材したので、かなり濃厚な本になっているはず。1カ月間まるごとこの本の制作に費やすという体験も初めてで、大変だったけど貴重な経験ができました。

日向坂46・潮紗理菜さん

▼ムック『Platinum FLASH』Vol.24(光文社)掲載

【記事概要】
日向坂46からの卒業を発表した潮紗理菜さんに、7年半の思いを語ってもらった1万字インタビュー。小坂菜緒さんからのメッセージも掲載。

【後記】
2023年の中で一番思い入れの強い1本を挙げるとしたら、間違いなくこの潮さんの記事です。いつ取材しても毎回すごく素敵で面白い話をしてくれる潮さん。卒業発表は寂しかったけれど、彼女の卒業ロングインタビューを担当できたのは自分にとっても誇りだし、自分がフリーライターになってから携わったお仕事の中でも一番いい取材・いい原稿になった自信があります。さらには「潮推し」の小坂さんに別途取材して潮さんへの思いを聞き、2人の関係性に迫れたのもよかった(潮さんだけじゃなく小坂さんの言葉も素敵だったことで、さらに奥行きが深く説得力のあるいい特集になりました)。発売後、潮さんがメッセージアプリで感想を語ってくれたのは本当にうれしかったなぁ。一生忘れない仕事の一つだと思う。

以上5本が「INTERVIEW AWARD 2023」ピックアップ記事となります。

2023年は過去最高の取材本数だったこともあり、そこから5本に絞るなんて本当に苦渋の決断を迫る企画だな~って思います(毎年言ってる)。
もっとも、記事に優劣はありませんし、ここに上がっていない記事もすべて一生懸命取り組みました。関係者の皆様には大変お世話になりました。重ね重ね御礼申し上げます。

では今さらではありますが、2023年も大変お世話になりました。2024年も何卒よろしくお願いします!